内定辞退の電話が怖い。怒られるのが不安な人に円満に辞退するための例文を紹介

内定辞退 電話 怖い アイキャッチ

「内定辞退の電話が怖い」「怒られるのが怖くてなかなか電話出来ない」と悩みますよね。内定辞退をする際に、電話するのは誰でも緊張したり、怖くなるものです。

内定辞退をすることで、怒られたり引き止められたりする事はありますが、ポイントを抑えれば円満に辞退しやすくなります

そこで今回は、24卒として就活をしていた際に4社の内定を辞退した筆者が、円満に内定辞退をする方法を紹介します。

この記事の要約
  • 怖くてもメールではなく、電話で内定辞退する
    メールで連絡しても、結局電話がかかってくる事が多い
  • 入社2週間前までは、内定を辞退する権利がある
    辞退をした事で、会社に呼び出されても行く義務はない。

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内定辞退の電話は誰でも怖いのでしたくないもの

内定辞退の電話をする前は、誰でも怖くなるものです。

筆者は4社の内定を大学4年生の9月に辞退しました。なかには1年ほど前に内定を頂いて承諾していた企業もあったので、怒られる事は容易に想像できました。

4社の内定を辞退した筆者も、毎回「会社から呼び出しをされるのではないか」「一度内定承諾をしているのだから、もう辞退はできないと言われるんじゃないか」と怯えていました。

周りからも実際に本社に呼ばれて詰められた話や、電話だけでは辞退できなかった話を聞いていたので、怖くて毎日電話を先延ばしにしていました

結局筆者は電話をするまでに1週間かかりました……しかしその後に思ったのは、「先延ばしにして良いことなんて一つもなかった」ということです。

ここからは、内定辞退の電話が怖くなってしまう理由を深掘り、どのように伝えればなるべく円満に辞退できるのか解説します。

内定辞退の電話が怖い理由

内定辞退の電話をするのが怖くなってしまうのは、主に下記の理由です。

内定辞退の電話をするのが怖い理由
  • 期待を裏切る罪悪感があるから
  • 内々定を既に承諾していて怒られそうだから
  • 電話だと焦ってしまい上手く伝えられなさそうだから
  • 大学や研究室に悪影響が及ぶ可能性があるから

内定辞退の電話が怖い理由#1
期待を裏切る罪悪感があるから

これまでやり取りを続けてきた人事社員や採用担当者の期待を裏切る罪悪感がある人も多いです。

内定後も学生とやり取りをしている社員は、学生がその企業に入ってくれる、または入って欲しいと考えています。

自身のキャリアのためとはいえ、入社すると期待してくれる人間を裏切ってしまうと感じやすいものです。

ただし、採用担当者は学生に辞退されることには慣れており、期待を裏切ることになってもある程度の予想はできています。気にしすぎる必要はありません。

内定辞退の電話が怖い理由#2
内々定を既に承諾していて怒られそうだから

最も多い理由は、内々定を承諾しているため、怒られるのではないかと不安になる事です。

企業は新卒採用において、1人あたり約100万円のコストがかかっているとも言われています。

さらに内定を承諾している場合は、内定者懇親会の準備や内定者向け課題の準備など、さらに手間とコストがかかっているので、ダメージは大きくなります。

入社してくれると思っていた人材が他社に流れるので、怒ったり引き止めたりする企業もあるでしょう。

内定辞退の電話が怖い理由#3
電話だと焦ってしまい上手く伝えられなさそうだから

電話だと焦ってしまって、感謝や謝罪の気持ちを上手く伝えられなさそうと不安に思う人も多いでしょう。

メールだと、送信前に自分が伝えたい内容が全て含まれているかじっくりと確認する事ができますが、電話だと相手が動揺したり急に怒ったりすると、焦ってしまい伝えたいことが全て伝えられないかもしれません。

また、元々電話が苦手だと電話をするまでに勇気が入り、なかなか電話をかけられないかもしれません。

オフィスに呼び出してくる企業も

オフィスに呼び出されるのが怖くて、電話に抵抗がある人も多いです。

企業によっては、内定を辞退する際に電話だけでは許されず、オフィスに呼び出しをすることがあります

採用担当者や社員数名にオフィスで怒られる企業もあるようで、学生からするとかなり憂鬱な時間となります。

はるか

オフィスにまで呼び出してくる企業はブラック企業と言えるので「入社しなくて良かった」と思えば大丈夫です。
それでも呼び出されること自体、怖いですよね…

内定辞退の電話が怖い理由#4
大学や研究室に悪影響が及ぶ可能性があるから

大学や研究室に悪影響が及ぶのではないかと不安に思う人もいるでしょう。

企業によっては、大学や研究室から推薦状を書く必要があり、他の企業に行けないように制限されていることがあります。

また、辞退をした後にその企業にあなたの大学や研究室出身の人が入社できなくなるのではないか、と不安に思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、1人の学生が辞退したからと言って大学全体に悪影響が及ぶ事はほぼないですが、研究室に悪いイメージがつく事はあるかもしれません。

円満に内定辞退を伝えたいときのポイント

内定辞退の電話が怖い人も、いつかは内定辞退をしなればなりません。

そこで、この章ではなるべく円満に内定辞退を電話で伝える方法を紹介します。

円満に内定辞退を伝えたいときのポイント
  • 内定辞退を決めたタイミングですぐ連絡する
  • お昼休みと夜間帯の連絡は避ける
  • 先に用件をメールで伝えておく

円満に内定辞退を伝えたいときのポイント#1
内定辞退を決めたタイミングですぐ連絡する

内定辞退を決めたら、すぐに連絡しましょう。

内定を承諾してしまっていたとしても、早く辞退すればするほど、企業へのダメージは少なくなります

入社半年前ほどになると、企業側は入社前健康診断や内定式の準備、配属部署の調整などをどんどんと進めていきます。

内定辞退で怒られるのが怖くて、先延ばしにするほど企業側の入社準備も進んでいき、大きな迷惑がかかるようになるので、今すぐ連絡する準備を始めましょう。

円満に内定辞退を伝えたいときのポイント#2
お昼休みと夜間帯の連絡は避ける

電話をかける際は、お昼休みと夜間帯の連絡は避けましょう。

昼休憩(11時〜13時頃)や退勤後(18時以降)の時間帯に連絡をするのはマナー違反です。

電話が繋がらなかったり、採用担当者の休憩時間中に対応をさせてしまう可能性があります。

おすすめは午前中(9時〜11時)です。もし電話に出なくても、午後の時間帯にもう一度かけることができるので、その日中に内定辞退を済ませやすくなります。

円満に内定辞退を伝えたいときのポイント#3
先に用件をメールで伝えておく

どうしても電話をするのが怖い場合は、先に内定辞退の電話をしたいとメールで伝えておくと、電話しやすくなります。

内定辞退は電話でするのがマナーですが、相手が用件を分かっている上で電話をするのならば、内定辞退の話を電話で切り出す必要がなく、少しだけ気が楽になります

(例文)内定辞退の電話をする前に送るメール

件名:内定辞退のご連絡

◯◯株式会社 人事部 ◯◯様

お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。

この度は内定の連絡をいただき、誠にありがとうございました。

内定を頂いてから慎重に検討した結果、他社へ入社することを決めたため内定を辞退させていただきたいと考えております。

採用に携わっていただいた◯◯様に直接お礼とお詫びを伝えたいのですが、ご都合のよろしいお時間を教えていただけますでしょうか。

本来であれば貴社にお伺いして、直接お詫びをするべきところではありますが、このような形での連絡となり申し訳ありません。

よろしくお願いいたします。

▲▲大学▲▲学部4年

◯◯

正直、どうしても電話をするのが嫌な場合、先延ばしするよりも電話が後からかかってくることを覚悟してメールで辞退してしまっても構いません。

はるか

電話をかけるのが嫌で先延ばしを続けるよりも、メールで内定辞退を伝えた方がマシです。
どうしても電話をしたくない場合は、メールでも良いので早めに連絡しましょう!

【状況別】実際に筆者が使った例文を紹介

私は内定辞退をする際に、事前にある程度伝える文章を決めてから電話をかけていました。

こちらでは、状況別に例文を紹介します。

【状況別】実際に筆者が使った例文を紹介
  • 電話をする場合
  • 電話をかけたが繋がらなかった場合
  • 内定辞退の電話をしたいが担当者がわからない場合

電話をする場合

電話で内定辞退をする場合は下記の例文を使用しました。

(例文)内定辞退を電話で連絡する場合

自分「お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。人事部の◯◯様はいらっしゃいますでしょうか。」

担当者「◯◯ですね。今繋ぎますので、お待ちください」

(電話を代わってもらう)

自分「▲▲大学▲▲学部4年の◯◯です。この度は他社に入社することを決めたため、内定を辞退させていただきたく連絡させていただきました。」

担当者「そうですか。差し支えなければ、入社先の会社や業界を教えていただけますでしょうか」

自分「はい、◯◯業界の株式会社■■に入社することに決めました。御社にも大変魅力を感じていますが、ご期待に添えず申し訳ありません。」

担当者「そうですか。今後の新卒採用のために■■に入社することを決めた理由をもう少し詳しく説明していただけますか。」

自分「複数社の内定をいただいていた中でも、最後まで御社と迷いましたが、ファーストキャリアは営業をやってみたいという気持ちが固まったことが大きな決め手です。」

担当者「説明していただき、ありがとうございます。◯◯さんにはぜひ入社していただきたいと考えていたので、残念ですが、また何かの機会に関わることがありましたらよろしくお願いいたします。」

自分「ご理解いただきありがとうございます。改めてこのような時期に内定辞退をすることになり、大変申し訳ありません。◯◯様をはじめ、皆様には大変お世話になりました。それでは失礼いたします。」

担当者「弊社に興味を持っていただき、ありがとうございました。それでは失礼いたします。」

このようにスムーズに進む企業ばかりではないかもしれませんが、誠心誠意謝罪と感謝の気持ちを伝えられれば大丈夫です。

社会人になってその企業に転職することがない限り、どのように思われても関係ないので内定先や理由も本当にことを言う必要はありません。

電話をかけたが繋がらなかった場合

電話をかけてみても、担当者が不在で繋がらないことがあります。

実際に筆者も勇気を出して電話をしてみても、繋がらずに困ったことがあります。

そのような場合は一度電話で内定辞退をしようとした履歴は残り、直接謝罪しようとする姿勢は見せられるので、メールで内定辞退を伝えましょう

(例文)内定辞退の電話が繋がらなかった場合に送るメール

件名:内定辞退のご連絡

◯◯株式会社 人事部 ◯◯様

お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。

この度は内定の連絡をいただき、誠にありがとうございました。

内定を頂いてから慎重に検討した結果、他社へ入社することを決めたため内定を辞退させていただきたいと考えております。

先ほどお電話をさせていただいたのですが、繋がらなかったためメールで連絡させていただきました。

本来であれば貴社にお伺いして、直接お詫びをするべきところではありますが、このような形での連絡となり申し訳ありません。

突然のお電話で繋がらなかったのですが、直接お詫びとお礼を言いたいので、また後でかけなおします。

末筆ながら、今後益々のご発展をお祈り申し上げております。

▲▲大学▲▲学部4年

◯◯

電話で内定辞退をしようとしたので、メールで内定辞退をしても失礼には当たりません。

担当者がメールを確認したら、折り返しで電話をかけてくる場合もあるので、その場合は簡単に理由を伝えましょう。

内定辞退の電話をしたいが担当者がわからない場合

内定辞退の電話をしようとしたものの、担当者の連絡先が分からない場合はマイページ上から連絡しましょう。

件名:内定辞退のご連絡

◯◯株式会社 人事部 ◯◯様

お世話になっております。▲▲大学▲▲学部4年の◯◯と申します。

誠に身勝手ではありますが、貴社の内定を辞退させていただきたく、連絡させていただきました。

理由はもう一度自身の進路について考えた結果、他社へ入社することを決めたためです。

本来ならば電話でお伝えすべき内容にも関わらず、連絡先が分からずお問い合わせフォームからのご連絡となり大変申し訳ありません。

また、内定承諾後の辞退となりご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ありません。

採用に関わってくださった皆様、内定後にフォローアップをしてくださったリクルーティングチームの皆様には、大変感謝しております。

末筆ながら、今後益々のご発展をお祈り申し上げております。

内定者マイページや選考のマイページ上からの連絡では、すぐにどの学生から連絡が来たのか分かるので、自身について詳しく説明する必要はありません。

また、電話で折り返し理由を聞かれないように、軽く理由を添えて辞退しましょう。

納得した内定先がないけど、今の内定先は辞退したい人におすすめの方法

納得した内定先がないけれど、今の内定先がどうしても納得できない、辞退したい人もいると思います。

新たな内定先を見つけるには下記の方法がおすすめです。

納得した内定先がない人におすすめの方法
  • 秋以降でも内定がもらえる企業はある
  • 持ち駒を作るために、就活サービスを最大限活用する
  • 内定を持っていることを活用して就活する

秋以降でも内定がもらえる企業はある

まず、4年生/修士2年生秋以降でも内定がもらえる企業は多いです。

企業側は6月から10月にかけて内定を辞退した学生の枠を、秋選考で補充しようとするからです。

あまり納得していない内定先に承諾してしまい、内定式の季節を迎えたとしてもまだ自分に合う企業に出会えるチャンスは十分にあります。

ここで諦めてしまうのではなく、秋以降に採用している企業を探してみてください。

持ち駒を作るために、就活サービスを最大限活用する

秋以降に内定が欲しい人は、就活サービスを最大限活用しましょう。

内定を辞退した学生の枠を募集する場合、定員はごくわずかで募集を公に行わずに採用活動を進める場合があるからです。

最もおすすめなのは就活エージェントを活用することです。

例えば『キャリセン就活エージェント』は、就職活動を終える人が多い8月以降にまだ内定がない人にも、ホワイト企業や成長企業を紹介してくれ、多くの学生が秋以降に内定を獲得しています。

過去の紹介企業は、東急リゾートや株式会社NTTデータ研究所など大手の系列企業が多く、就活に出遅れてしまった人や学歴に自信がない人でも、十分にホワイト企業へ入社できます。

内定を持っていることを活用して就活する

既に1社以上の内定を持っているのならば、他社から既に能力や人柄を認められていることを利用して、他の企業に応募することもできます。

ABABA』は、最終面接まで進んだ企業がある人に優良企業約25社から選考カットのスカウトが届くサービスです。

最終面接まで進んだ頑張りが評価されて、ESや一部選考免除のオファーが来るので短期間で内定を獲得することができます。

登録企業にはNTTドコモや日本M&Aセンター、DMMなど大手企業も多く、秋以降でも優良企業が見つかりやすいので内定を持っている人や最終選考まで進んだ経験がある人は必見です。

内定辞退に関するよくある質問

さいごに、内定辞退をしようと考えている人からよくある質問に答えていきます。

内定辞退に関するよくある質問
  • 承諾後に内定辞退の電話をするのは違法ですか?
  • 内定辞退はいつまで許されますか?
  • 内定辞退理由を聞かれたら答えなくてはダメですか?
  • 内定辞退をメールでするのは失礼ですか?

承諾後に内定辞退の電話をするのは違法ですか?

内定承諾後に辞退の電話をすることは違法ではありません。

内定者は承諾をしたとしても、入社2週間前までは辞退をする権利があります

この権利は民法627条1項に「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」と明記されています民法627条1項

内定を辞退するのは内定者の権利であると考えて、謝罪の意は持ちつつも堂々と辞退しましょう。

内定辞退はいつまで許されますか?

民法627条1項で定められている通り、入社2週間前までは内定を辞退することができます。

そのため4月入社の場合は、3月2週目までは辞退しても大丈夫です。

ただし、企業側は入社前書類の準備や資格取得の補助、配属先の調整など入社準備を進めているので、決断をしたらなるべく早く辞退しましょう。

内定辞退理由を聞かれたら答えなくてはダメですか?

内定辞退理由を聞かれても、答えたくない場合は答える必要はありません。

また、嘘の理由を伝えても入社先が辞退する企業の関係企業でない限り、バレることはほぼないでしょう

「営業職をやりたい」「マーケティング職をやりたい」など特定の職種をやりたいという理由でもいいですし、内定辞退をする企業とは違う業界を挙げると、引き止められにくいです。

内定辞退をメールでするのは失礼ですか?

内定辞退をメールでするのは失礼なので、連絡先が分からない場合を除いてなるべく電話で行いましょう。

新卒採用には、多くの時間や費用がかかっており、採用担当者側もメール1本で事態を受け入れるのは難しいものです。

メールで連絡をした場合も、理由を聞くために電話をしてきたり、引き留めようとしてきます。

後々怒られたりトラブルにならないためにも、初めから電話で内定辞退しましょう。

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